【HANA TOKYO】のアップサイクルプロダクトは着物から製品になるまで約3ヵ月かかります。良質なプロダクトに生まれ変わる多くの工程をご紹介いたします。
1.着物の仕入れ、解体、検品
2.デザイン合わせ
3.縫製
4.仕上げ、検品
5.撮影、お客さまの元へ
1.着物の仕入れ、解体、メンテナンス
最初のミッションは、皆さんにワクワクしてもらえるような素材を見つける事。
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信頼のおける問屋さんで着物・帯を調達します。
廃棄寸前の着物のなかには仕付け糸がついたままの新品の物、○○織などシールが張られたままの帯もあります。
これは素敵!と思っても汚れが目立つものはこの時点で外れます。色や柄をみて想像を膨らませながら集中して選定していきます。
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アトリエに到着した着物を反物の状態に戻すため解体していきます。隅々まで活かせるよう裁ちばさみでジョキジョキ切らず、糸切りバサミや目打ちを使いながら1点ずつ丁寧に解いていきます。残った絹の裏地は捨てずにショッパー(商品をお渡しする袋)となります。白と色物に選別してから一旦倉庫へ。
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解いた着物に残っている糸を取り除きながら、どこに汚れやシミがあるか確認して印をつけていきます。その後アイロンをかけしっかりと折り目を伸ばしていきます。
信頼のおける問屋さんで着物・帯を調達します。
廃棄寸前の着物のなかには仕付け糸がついたままの新品の物、○○織などシールが張られたままの帯もあります。
これは素敵!と思っても汚れが目立つものはこの時点で外れます。色や柄をみて想像を膨らませながら集中して選定していきます。
アトリエに到着した着物を反物の状態に戻すため解体していきます。隅々まで活かせるよう裁ちばさみでジョキジョキ切らず、糸切りバサミや目打ちを使いながら1点ずつ丁寧に解いていきます。残った絹の裏地は捨てずにショッパー(商品をお渡しする袋)となります。白と色物に選別してから一旦倉庫へ。
解いた着物に残っている糸を取り除きながら、どこに汚れやシミがあるか確認して印をつけていきます。その後アイロンをかけしっかりと折り目を伸ばしていきます。
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2.デザイン合わせ
製品をイメージしながら、素材の美しさが最大限に引き立つ組合せを考えます。
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どの着物・帯を組み合わせるか、頭の中にあるイメージを何度も試しながら決定していきます。すぐ決まる組合せもあれば、なかなか決まらないものもあります。そんな時は一旦保留。頭をクールダウンしてから後日組合せを決定します。
どの着物・帯を組み合わせるか、頭の中にあるイメージを何度も試しながら決定していきます。すぐ決まる組合せもあれば、なかなか決まらないものもあります。そんな時は一旦保留。頭をクールダウンしてから後日組合せを決定します。
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3.アイロン・縫製
素材を整えてから職人さんへ職出しするもの、アトリエで縫製するものに分け作業します。
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プレス作業での収縮率を計算しながら大きめに裁断します。
硬さや厚みなど、異なる数種類の芯地もそれぞれのアイテムに合わせて粗裁断していきます。
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素材の厚みにより、数種類の芯地を組合せ調節しながらプレス機で芯貼りをして行きます。
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芯を貼り終えた状態でやっと本裁断。柄を見ながら型紙を合わせ何度も確認しながら裁断していく、とても緊張する作業です。内布もアイテム別に裁断します。
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バッグの口部分や持ち手、クラッチバッグの端などをアイロンで折り目を付けていきます。
ここでもシミや汚れを確認しながら気になる部分のしわを伸ばします。
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サスティナブルの観点から、ブランドタグには本革ではなく"人工レザー"を使用。アトリエ1階の革工房の裁断機をお借りして、どんどん型抜きしていきます。その後箔押機でブランドロゴを素押し(型押し)し、【HANA TOKYO】のブランドタグが完成。
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バッグの端が擦れないよう、丸く抜いた人工レザーを縫い付け。製品に合わせて大きさを変えています。
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いよいよ縫製です。
アイテムにより職人さんに職出しするもの、アトリエで製作するものに振り分け、アトリエでは工業用ミシンで縫製していきます。
縫う箇所により糸・針の種類を使い分けながら作業を進めます。
厚物なのでかなり腕に力が入り、細部の縫製技術など長年の経験が必要です。
プレス作業での収縮率を計算しながら大きめに裁断します。
硬さや厚みなど、異なる数種類の芯地もそれぞれのアイテムに合わせて粗裁断していきます。
素材の厚みにより、数種類の芯地を組合せ調節しながらプレス機で芯貼りをして行きます。
芯を貼り終えた状態でやっと本裁断。柄を見ながら型紙を合わせ何度も確認しながら裁断していく、とても緊張する作業です。内布もアイテム別に裁断します。
バッグの口部分や持ち手、クラッチバッグの端などをアイロンで折り目を付けていきます。
ここでもシミや汚れを確認しながら気になる部分のしわを伸ばします。
サスティナブルの観点から、ブランドタグには本革ではなく"人工レザー"を使用。アトリエ1階の革工房の裁断機をお借りして、どんどん型抜きしていきます。その後箔押機でブランドロゴを素押し(型押し)し、【HANA TOKYO】のブランドタグが完成。
バッグの端が擦れないよう、丸く抜いた人工レザーを縫い付け。製品に合わせて大きさを変えています。
いよいよ縫製です。
アイテムにより職人さんに職出しするもの、アトリエで製作するものに振り分け、アトリエでは工業用ミシンで縫製していきます。
縫う箇所により糸・針の種類を使い分けながら作業を進めます。
厚物なのでかなり腕に力が入り、細部の縫製技術など長年の経験が必要です。
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4.仕上げ、検品
糸のほつれなど細部まで検品し、全体を整え下げ札を付けて完成。
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職人さんから戻ってきた製品と一緒に、独自のチェック項目を確認しながら細部にわたり検品していきます。ミシン目の目飛びはないか、糸切りはキチンとできているか、など最後の検品作業です。余計な糸くずを取り除き、下げ札等をつけ完成。
職人さんから戻ってきた製品と一緒に、独自のチェック項目を確認しながら細部にわたり検品していきます。ミシン目の目飛びはないか、糸切りはキチンとできているか、など最後の検品作業です。余計な糸くずを取り除き、下げ札等をつけ完成。
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5.撮影、お客さまの元へ
遠方のお客さまにも伝わるよう、写真・動画を撮影します。
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裁断する場所により柄の出方が異なり、どの製品も1点物となります。少しでもニュアンスが伝わるよう撮影しています。過去からの長い旅を経て、アナタの元へ旅立ちます。
裁断する場所により柄の出方が異なり、どの製品も1点物となります。少しでもニュアンスが伝わるよう撮影しています。過去からの長い旅を経て、アナタの元へ旅立ちます。
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